【尺八】曲中修正の技術

2021年08月20日

今日練習していて気づいたのですが【音の出だしから完璧にしよう】って結構難しいしハードル高すぎない?ということで、考え方を変えて。曲中に冷静に修正できればまあ全体として及第点には行けるよね、という記事です✨

【尺八】曲中修正の技術
【尺八】曲中修正の技術

■出だしがダメだからと言って憂いること勿れ

出だしの一瞬が「ちょっとスカッた」「ピッチが変だった」「思っていた音が出なかった」からといって、本番は続けなければいけません。しかし「音の出だしから完璧に」というのは本当に難しいことです。

ではどうしたら良いかと言うと、【曲を吹きながらちょっとずつ修正】していきます。いつもよりスカスカな音でピッチが高ければ徐々にメったり前へ前へ詰めておかないと、甲が出なくなったりの原因になります。逆に音が詰まりすぎていると、音量を出したい時に出せない原因になります。


■曲の最初のフレーズを修正に使う

まずは曲の最初のフレーズ。最初の一息で修正できるようになるのが目標です。ここで修正できれば曲の残りは大丈夫、と考えると9割以上が大丈夫ということなのでかなり安心。


■修正順序

  1. とにかく音を出す(ゲイン調整)
  2. 音を聞いて、スカスカしてたら詰める、詰まりすぎならカル(中心を捉える/ピッチ修正)
  3. 音の変わり目でバランスを整える(中心を捉える/ピッチ修正)
  4. 息の方向やアンブシュアを確認してさらに中心を捉え、シュー音を減らす(EQ)

この順序で修正していけば、音楽を邪魔することなく良い状態に持っていけると思います。


■修正スピードを限りなく上げる=出だしから完璧

最初のフレーズで修正できるようになってきたら、次は出だしの1音で。そして出だしの1拍で。というように修正スピードを上げていきます。そうすれば「出だしから完璧」状態に限りなく近づけますし、最初から完璧であろうと言う気負いもなくなってくれるのでおすすめです。



終わりに

この方法は結構おすすめです✨
ちゃんと「難しいモノは難しい」「これは難しい問題である」と自覚し、ゆっくりできるようになればいいや、と気楽に望めると気持ちがラクになると思います。

明日は何を書こうかな?


京都の尺八奏者ー元永泰輔(Motoshakku)


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