みんなでメリ上手になろう! #2

2021年06月10日

みんなでメリ上手になろう!#1では

  • 仮想指穴を12個設定し、迷いなく運指できるようにしましょう
  • 歌口開口面積メリを組み合わせて、メリでも最大音量を狙おう
  • 曲ごとに調整を入れよう

というお話をしました。


#2では

  1. 《右手中指の位置》重要説
  2. 《左手首の位置》重要説

こちら2点を紹介していこうと思います🎵

首振り3年を首振り3ヶ月くらいにするのが私の夢です笑


みんなでメリ上手になろう! #2
みんなでメリ上手になろう! #2

尺八は指穴も大きく、1尺8寸のEやE♭、BやB♭の音を出す時に「どこ塞げば、どう開ければ音程合うかな...」と迷いがち。でも迷ってゆっくりやると音程がぐにゃっとなったり、最悪音が出なくなります。

ですが自分なりに【塞いだり開けたりするときの基準を作る】そして【自由すぎる手の動きを規制する】ということをすると、かなり安定してメリ音たちを吹けるようになります。【塞いだり開けたりするときの基準を作る】についてはみんなでメリ上手になろう!#1にて触れているので、是非見てみてください🌱

#2では新しく【自由すぎる手の動きを規制する】ということについて解説していきます(^O^)/


1、《右手中指の位置》重要説

こちらは【ツの中メリ/大メリ】のお話です。

ツの中メリ/大メリというと第一孔、右手の薬指に注目しがちですが、それだとあまりにも範囲が広いです。そこで、右手中指の位置を工夫して薬指の動きを規制します。

例えば下の画像をご覧ください

中指が第二孔寄り
中指が第二孔寄り

これだと、薬指の可動域が広すぎて【抑えられる場所】が多すぎます。第一孔の下部から中指右側までの3cmからいちいち選ばないといけない、ということです。人差し指の方は手首で規制できるので、下図のようにして中指は薬指規制用に使いましょう。

中指が第一孔寄り
中指が第一孔寄り

こうすることで、薬指の置き場所は第一孔の上以外ありえないので、動きは【塞ぐ】【かざす】【深くかざす】の3択くらいに絞られます。

これが【自由すぎる手の動きを規制する】ということです💐

ちなみにこちら、左手の中指にも応用して【チのメリ】を安定させるのにも使えます(^O^)/


2、《左手首の位置》重要説

こちらは【リの中メリ/大メリ】のお話し。

左手の人差し指だけでやろうとするとどうしてもスピードが出ないですし「ぐにゃっ」となりがち。野球で言えば、腕だけでバットを振ろうとしている状態。50m走で言えば腕を振らずに足だけで走っている状態。

左手の人差し指を早く正確に動かそうと思ったら手首や腕の動きも使わないといけません。

チを吹いている左手首
チを吹いている左手首

上の画像はチを吹いている時。そのままリに行くだけなら手首もこのままでいいのですが、リのメリの時は下図のように…

リのメリの時の左手首
リのメリの時の左手首

ちょっちわかりにくいかもしれませんが、左手首を体の内側に「くいっ」と捻っています。グラスを持って飲み物を飲むときのあの動きです。

こうすると、【指先だけでぐにぐにしなくて済む】【スパッと開けられる】【手首の可動域は限られているので、いつも大体同じくらい第四孔を開けられる】とメリットだらけ。しかし、最初から内側に捻りすぎているともう指でやるしかなくなってしまいます。左手首は内側に少し撚れるくらい余裕を持たせておきましょう(^O^)

さらに右手首に応用すれば【レのメリ】も安定させられます✨


終わりに

本日は《みんなでメリ上手になろう!#2》ということで

  • 《右手中指の位置》はツのメリを安定させる為に重要
  • 《左手首の位置》はリのメリを安定させる為に重要

というお話をしました💐

まだまだ私も【メリ修行中】。#1と#2を考えてからかなり安定してきました。(まだばっちりできた!!という動画は収録できていませんが💦)

皆様も是非一緒に実践して、みんなでメリ上手になりましょう!!

明日は何を書こうかな?


京都の尺八奏者ー元永泰輔(Motoshakku)


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