コンサート収録-初級編-

2021年08月25日

最近2度コンサート収録に挑戦したのでまとめようと思います✨

コンサート収録-初級編-
コンサート収録-初級編-

■こっそりかつ効果的な場所にマイクやカメラ設置
コンサート収録の際はお客様も入っているので、視界を遮るような設置はできません。しかし変な所。例えばスピーカーのLによっていたりするとその音だけになってしまいますし、厨房近くや人通りの多い所に設置すると音楽よりもそちらを拾ってしまいます。※スピーカーのLRに立てたり、環境音中心にその場の雰囲気を出したい、という場合効果的にもなったりします。

とにかく、狙った音や画角に邪魔にならないように設置する、というのが必要です💐


■何はともあれ、ゲイン調整
とにかく重要なのはゲイン調整。割れないように安全に録って、あとから調整するのが「失敗しない方法」です。1番盛り上がる曲の、1番音量の大きい所で割れなければOK。拍手は割れてても大丈夫です。なんなら曲の切れ目がわかりやすくて良いです。また、アコースティックの場合LRのバランスにも注意!


■録り時点でのエフェクトも積極的に考慮
スタジオ収録の際は危険が少ないので、録り時点でコンプレッサーやローカット、リミッターなどのエフェクトは使わなくても良いのですが、コンサート収録は何があるかわかりません。割れなければOKとは言え、そうすると静か目の曲は本当にギリギリ拾ってるくらいにもなりますし、リミッターをかけて攻め気味で録音したり、最初から足音などの環境音を減らしておくためにローカットするのもありです。

レコーダーやロジックの方で調整できる場合、積極的に使ってみましょう🌱


■なるべくサンプルレートやビットレートは上げておく
ゲイン調整の際、「割れないように録って、あとから調整する」と書きましたが、それをするのであればサンプルレートやビットレートは上げておかないと音質劣化に直結します。とくにノイズ処理をする際、エアで録っている音源は環境音と残響音と楽音が混ざりに混ざっているので、高音質であればあるほど有利です。


■音源を合わせる際は位相や合わせ方に注意する
色々なマイクを書く場所に設置するとなると、どうしてもPCに繋げられず独立したレコーダー等が出てきます。最後にはLogicで合わせるのですが、この合わせる作業が奥深すぎて闇です笑

遠いマイクだからと言って、近いマイクと比べて遅らせすぎると変ですし、とりあえず全部ぴったりに合わせてみたら位相が真逆すぎたりもしますし…

映像と音声を合わせるのと違って【答えがない】作業なので、自分が良いと思った合わせ方を見つけましょう✨


■通し録りになるので、まずは曲ごとに切る
映像の方もそうなのですが、一曲一曲止めてREC押してができないので通し録りになります。そして編集の時に全部を一気に整音しようとすると重すぎてどうにもなりません。

なのでもうとりあえず曲ごとに切って、一曲一曲整音したりミックスしたりするのが楽でした。ですが方法が違いすぎると同じコンサートなのに全然感じが変わったりしてしまうので、何をしたかはしっかり書き留めて統一感を意識するのを忘れずに(自分に言い聞かせ)


■丁寧に整音
サンプルレート/ビットレートの話の中で「ノイズ処理をする際、エアで録っている音源は環境音と残響音と楽音が混ざりに混ざっているので…」とありますが、まさに環境音/残響音/楽音が混ざっているトラックの整音はちょっとしたことでガラッとかわってしまいます。

スタジオ収録でonで録っているならわりと大雑把にしても綺麗になったりするのですが、エアやoffはそうはいきません。しっかりゆっくり少しずつ、ノイズ処理したりEQをかけたりゲイン調整したりしましょう🎵


■元々の残響感はしっかり把握しておく
ノイズ処理の果てに、残響感が変わり散らかしてしまったりします。そんな時はエフェクトのリバーブに頼るしかないのですが、その会場のリバーブ感と違うリバーブをかけてしまうともはや別音源になってしまうので、リバーブ感再現のためにノイズ処理前の音源は残しておくと便利です(^O^)/


終わりに

とりあえずこのあたりを抑えておけば、わりとコンサート収録でも良き作品に仕上がりそうです。
今回の反省を活かすのと、もっと本や記事などで勉強して、次回に繋げたいと思います。

明日は何を書こうかな?


京都の尺八奏者ー元永泰輔(Motoshakku)


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