スマホ録画の注意点

2021年07月09日

「演奏動画をとりあえずスマホで撮ってみたのだけど、なんか音が変…」あるあるだと思います。そこで今回は、スマホ録画の際音声はどう処理されているのかを考察したいと思います✨

なんとなく仕様が分かればスマホでも綺麗に録れるかも!

  1. LRステレオ
  2. オートゲイン
  3. リミッター
  4. コンプレッサー
  5. スマホノイズ

こちら5点、行ってみましょー🎵

スマホ録画の注意点
スマホ録画の注意点

1、LRステレオ

まずスマホで録画や録音をすると、モノラルではなくステレオで録音されます。音に左右感があるので、例えば右から左に歩けば足音も右から左に行くということ。

ということは楽器単体を撮る時、例えば箏を龍角真横からインカメ(自撮り)/ 縦画面で撮るとLは巾、Rは一の音を大きく拾います。

楽器単体で変な左右感を出したくない場合は、離れた画角で撮りましょう✨ また、離れたところから撮る際も、マイクが楽器の中心を捉えるように調整すると綺麗に録れます。


2、オートゲイン

スマホの録画に音声ゲイン調整がある場合もきっとありますが、備え付きのカメラアプリだと大体オートゲインだと思います。書いていて思ったのですがゲイン調整できるカメラアプリってきっとありますよね調べよう。

このオートゲイン、音声だとか楽器の音に反応して【動画の主役の音】を勝手に検知して、最適な音量にしようとします。

ですが二重奏を撮ったりする場合【大きい音をより大きく、小さい音をより小さく】してくるので、撮影して聞いてみると「あれ、箏の伴奏こんなに小さいの?」「尺八のメロディ大きすぎない?」といった問題が発生します。やはりあるのであればゲイン調整できるカメラアプリを入れるのが良いかも。


3、リミッター

「勝手にゲインを調整するのは分かったけど、じゃあなんで音割れほとんどしないの?」

正体はこれ、リミッターです。特定のdBを超えると勝手に超えた分をカットします。下の画像をみてもらうとわかりやすいです。

リミッターがかかってる音量波形
リミッターがかかってる音量波形

これは楽器の近くで撮影した際の音量波形なのですが、見事にほとんどの音がリミッターにかかって音量が一定になっています。ちなみにリミッターがかかってないのが下の画像

ゲイン内の音量/ リミッターがかかっていない波形
ゲイン内の音量/ リミッターがかかっていない波形

一目瞭然ですね🎵 伴奏音源にするのであれば、リミッターがかかっている状態にあえてしちゃうのも手ですし、演奏の強弱を聞かせたいのであればゲイン内に収まるよう遠くから撮影するのが良きです。

撮影時点で確認できないのが痛いですが、一度距離を掴めばなんとか…!


4、コンプレッサー

小さい音を大きく、大きい音を小さくして、音量を均一にしようとするのがコンプレッサーです。スマホで撮影すると、演奏してる時は環境音が聞こえないのに、演奏していない時は環境音や足音をバリバリ拾うのはこいつとオートゲインのせいです。

オートゲインとオートコンプレッサーされるともう自分が録りたいようには録れないので、やはり自分で調整したいところではありますが…

対策としてはやはりスマホを離してなるべくゲイン内にして撮影すること。そしてゲイン調整できるカメラアプリを…


5、スマホノイズ

エアコン、扇風機、換気扇などなど、原因をなくしてもどうしてもノイズが大きく入る…という場合、それはスマホ自身が発しているノイズである可能性があります。

スマホは録音や録画専門の機械ではないので、録画中も他のアプリの処理だとか、電波を拾って処理をしています。CPUが働いていればどうしても音は出るもの。そこにマイクが一体となっているわけですから、ノイズが出ないわけがないのです。

ノイズ処理で綺麗に消せることが判明しましたが、そうすると楽器の音にも変化がありますのでご注意を。対策としては、なるべく他のアプリを落とし、機内モードにして電波を遮断するくらいです。それでも出るノイズはもうしょうがないです💐


終わりに

今回は【スマホ録画する際音声はどう録音されるのか】について考察しました🎵

少しでも気軽に良い映像/音声をとる参考になったら嬉しいです(^O^)

明日は何を書こうかな?


京都の尺八奏者ー元永泰輔(Motoshakku)


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