古典の練習

2021年04月20日

大学から尺八を始めると、まず最初に練習する「古典」と言えば《六段の調》だと思います(^O^)/
なのでここでは地唄箏曲を古典と言っておきますね🌱

さてこの古典、初めて出会うとびっくりするでしょう。長い!休みがない!楽譜がお経みたい!
あまりにも自分の知ってる音楽と違いすぎて「ちょっと苦手…」と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今日は、続けやすく効率の良い古典の練習方法をご紹介しようと思います✨

  1. 尺八が地唄箏曲を演奏する場面
  2. 始めに譜読みありき!!
  3. 地唄箏曲のテンポは千差万別!!

行ってみましょうー❗️❗️

琴古流:地唄箏曲の楽譜
琴古流:地唄箏曲の楽譜

1、尺八が地唄箏曲を演奏する場面

「地唄箏曲」というくらいなので、これは元々地唄三味線と箏の曲です。なので言ってしまえば、ほぼほぼ三味線か箏との合奏以外ありません。好きで好きでたまらず、尺八1人で演奏するのもまた一興ですが、地唄箏曲には歌もありますし…

箏・三味線の方ありきの音楽だということを覚えておきましょう✨


2、始めに譜読みありき!!

何を当たり前のことを言ってるんだと思われるかもしれませんが、地唄箏曲は本当に譜読みが重要になります。現代曲(ここではコンテンポラリーミュージックではなく、長澤勝俊先生や吉崎克彦先生の曲)は楽譜も見やすいので、とりあえず吹き始めてみてもストレスなく練習できると思います。

地唄箏曲だと、まず譜面がいつもと違う。そして似たフレーズでも毎回ちょっと変わっていたり。息継ぎの場所も無理があったり。詳しいリズム書いてないし。区切り無いし。尺八の音源見つけたけど流派違う。なんなら楽譜の音間違えてるときあるし…

とにかく練習するにあたっての障害物が多すぎるんです。そこで古典の譜読みでは

  • 練習用の区切りを作る
  • フレーズを把握する
  • 訂正箇所を見つける

ここまでやっておきましょう🌸
次に書きますが、全体のテンポはひとまず置いておいて大丈夫です!

そうしましたら、いざ練習です!

とにかく自分の吹きやすい、楽譜を追えるスピードから始めるのがオススメ。

六段で言うと、まず初段の半分くらいまで吹けるように繰り返し練習する。初段半分が出来たら次の半分。出来るようになったら初段を通して…と細かく分けて練習するのが挫けないコツ」です🌱

エヴァのカヲルくんも「反復練習さ。同じ事を何度も繰り返す。自分がいいなって感じられるまで。それしかない。」と言ってますし(^-^)


3、地唄箏曲のテンポは千差万別!!

なぜフレーズは把握させてるのに、全体のテンポはひとまず置いておくのか?その理由がこれです。とにかく奏者によって、同じ曲でもテンポが全然違います。

爆速の方、歌部分はゆっくりで手事部分は超速の方、その逆の方。rit・accelの場所も度合いも違う。それこそ千差万別なのです。

尺八で吹きやすいテンポというのもあるので、合奏の度に箏・三味線の方と相談しなくてはいけません。そこで問題なのは「自分の先生はこう言ってたから絶対こう!」という態度。いやいや、色々解釈はありますがなと思ったりするのですが別の記事に書きましょうね笑

ここで言いたいのは『どんなテンポでも吹けるようにしておこう』ということです。

なので、最初の練習の時はとにかく自分が出来るテンポで。出来るようになってからいろーんなテンポで遊びましょう🌱ここまで来たら、尺八がない箏・三味線の音源でも楽譜を追いながら参考にできるようになります。練習して音源を聞いて、それから好きなテンポを見つけましょう❗️❗️


終わりに

これまた大雑把な古典の練習方法のご紹介でした。
フレーズの作り方とか、古典を練習するといいことあるよとか、ちょくちょく書いていきましょうね🌺

明日は何を書こうかな?


尺八奏者ー元永泰輔


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