本番のススメ

2021年04月25日

もっと上手になりたい!しかも早く!
そんな夢を叶えたい方には、1ヶ月で1回6曲の本番を60回経験した私が《本番》をススメます✨今回は

  1. 《本番》とは?
  2. 《本番》で、出来る/出来ないを明確にする
  3. 《本番》の難易度が高いほど技を身につけられる
  4. 今の時代、《本番》はいつでも経験出来る!

こちら4点お話し致しますので、上手になりたい!という方は是非お試し下さいね🌺

1ヶ月で60回本番演奏した元永
1ヶ月で60回本番演奏した元永

1、《本番》とは

取り掛かる前に、まずは《本番》とはどんな状態なのかをはっきりしておきましょう✨

  • 演奏をお客様に聞いて頂く
  • 特定の場所で、自分の担当する曲を止まらずに演奏する
  • 明確な期限がある

こんな状態が必須かと思います。自分の中でいくら本番のつもりで吹いていたとしても、お客様がいるといないとでは話が違います。

また、本番途中で場所が変わることもほぼほぼないでしょう。あったとしても舞台で立つ位置が変わるくらいです。

そして、明確な期限があるというのも練習とは違うところです。レポートの提出と同じで、どれだけ気に入らなくても一旦【終わらせないといけない】ということです。

この3つが揃っていれば、どんなモノでも《本番》と考えてよさそうです🌱
早速本番のメリットをご紹介して行きましょう(^O^)/


2、《本番》で、出来る/出来ないを明確にする

なによりこれに尽きます。練習で判明する出来る/出来ないなんてたかが知れてると言っていいほど、本番には出来る/出来ないを明確にする効果があります。例を上げてみましょう。


・一発で構えて吹けるか吹けないか

【楽器を離して、構えて、吹く】という練習はとても効果的ですが、【舞台袖に待機し・移動し・タイミングになったら構えて・吹く】という、なにもかも自分のタイミングでは出来ず、しかもやり直せない《本番》とはまた違います。

「あんなに出だしの練習したのに…」と本番後落ち込むこともあるかもしれませんが、ある種当然なんです。なぜなら練習では【舞台袖に待機】してませんし、【移動】もないですし、【タイミングになったら】もありません。さらに言えば【音出しも満足な時間できていない】状態で本番を迎えることすらあるかもしれません。

しかし、本番で一発で構えて吹けるか吹けないかがわかりましたし、一発で構えて吹くとはどういうことなのかがよくわかります。こうして本番の為の練習ができるようになるのです🌸


・1曲通せるか通せないか

本番と練習で1番と言っていいほど違うのが【やり直せない】ところです。途中で間違えても、疲れても、くしゃみをしても、演奏を止まれません。例えば三楽章ある箏との合奏曲をたーくさん練習したとします。しかしその中で、止まらずに曲を通して練習したのは何回くらいありますか?箏の方と合わせで通したのは何回ですか?

どれだけ尺八を自由に吹けるか、それと練習時間にもよりますが、私は【気になるところの練習3:全通し7】くらいの割合で練習します。練習の最初に全通し、気になるところを練習して全通し、その繰り返しです。

なにせ純邦楽の曲は1曲10分前後と長いので、"壱越"を5回通すだけで1時間あっという間に持っていかれます笑

またいくらフレーズ練習でメれても、通しだと思うようにメれない。途中で音が掠れる。など通しには様々な課題が出てきます。ひっくるめて自分に厳しく言うとそれは【1曲通すことが出来ない】ということ。それを気づかせてくれるのも、本番の力です。


3、《本番》の難易度が高いほど技を身につけられる

『《本番》で、出来る/出来ないを明確にする』をさらに押し進めることで大成長を狙えます。

例えば学生のころは1コンサート1曲や2曲の本番ですが、自分で演奏会をするとなるとそうも行きません。1コンサート5曲や6曲続けての本番になるでしょう。そうすれば

  • 一発で構えて吹く場面が5回以上経験できます。
  • 1曲通せるかを問題にしている場合ではありません。5曲以上通さないといけないのだもの。

更に更に、トークや曲紹介が入るので、お話しする内容も用意します。演奏会のセッティングも全部自分でやることにもなります。曲の内容も、難しければ難しいほど課題がたくさん見つかるでしょう。

こうして、《本番》の難易度を高くするほど、様々なことができるようになって行きます。


4、今の時代、《本番》はいつでも経験出来る!

本番とは何か、そして本番のメリットについてお話ししましたので、ではどうやったら【本番】を経験できるかをご紹介します♬

簡単です、Instaライブすればよいのです笑

自分なりに20分でも30分でも、プログラムを作ってInstaライブしてみましょう。1人でも見てくれていればそれは本番ですし、なにより録画を残せるので【自分が作った舞台】を確認できます。

私は海外のお客様に日本の音楽をお届けするため、無二の友人の通訳者さんと1月に1回60分のライブを60回やりました(@_@)

その時の成長は目まぐるしいものでしたよ🍀


終わりに

今日は

  1. 《本番》とは?
  2. 《本番》で、出来る/出来ないを明確にする
  3. 《本番》の難易度が高いほど技を身につけられる
  4. 今の時代、《本番》はいつでも経験出来る!

というお話しをしました✨
いいなあと思ったら是非たくさん《本番》してみてくださいね(^-^)v

明日は何を書こうかな?


京都の尺八奏者ー元永泰輔


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