歌口開口面積と息量

2021年07月15日

尺八の「しゅー!!」って音が多すぎて気になる、という時に役立つ気がします。

感覚的なお話なのですが、開口面積に対して息量がぴったりだと「しゅー!!」音が少なくなる気がするのです。少ないと音が鳴らないかなんだかスカッた音に。多過ぎると「しゅー!!」と鳴るか、ムラ息に近い音になるか音が鳴らないか。

なので今回はこの感覚が実感できる…かもしれない練習方法をご紹介です✨

  1. メリから音質を変えずにゆっくりカル
  2. 思いっきりカリ吹きで音質を詰める
  3. ピを思いっきりpで出し、そのままの息量で他の音を出す

こちら3点、行ってみましょー(^O^)/

歌口開口面積と息量
歌口開口面積と息量

1、メリから音質を変えずにゆっくりカル

大体の場合、開口面積に対して息が多いとシューっと鳴るらしい。ではどれくらいの息が【多い】のかを調べるにはこの方法がいいと思います。

メリは開口面積が小さく元々息量を少なくして吹くので、結構自然とシュー音少なめです。息量多いと鳴りづらいですし。

そこで、メリからゆっくり音質を変えずにカって音程を合わせてみましょう。そうすると息量が少ないまま通常の吹き方に戻れるので、シュー音少なめになると思います。


2、思いっきりカリ吹きで、ゆっくり音質を詰める

カッて吹けばその分実音が大きくなって、シュー音があっても気にならなくなります。録音/Mixでもそうなのですが、大きい音があれば小さい音は気にならなくなる、という至極当たり前な方法です。

また、開口面積が大きければシュー音を「鳴らす為」の息量も多くなるので、実音を大きくすればシュー音も自然と減るはず。

なので思いっきりカリ吹きして、広がり過ぎた音質分唇やほっぺを前に出して詰めるのも1つの手です。


3、ピを思いっきりpで出し、そのままの息量で他の音を出す

1と2の合わせ技みたいなものです。尺八で1番、限界まで息量を少なくしてピアニッシモにしやすいのが乙ロとピだと思うので、まずピを思いっきりpで吹きます。ダジャレじゃないよ。

もうほんと最小限!これ以上無理!というpになったら、そこからなるべく息を変えずに、ほかのツレチハをピッチが合うようにゆっくり調整しながら出します。ポイントを掴めていて、かつ無意識に息量を増やしていなければほぼ「無シュー」で吹けると思います。ダジャレだよ。


終わりに

今回は「シュー音」を減らすために《開口面積と息量》のお話と、練習方法を書いてみました✨
悩まれてる方、是非試してみてくださいね💐

明日は何を書こうかな?


京都の尺八奏者ー元永泰輔(Motoshakku)


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